What's 豊橋YEG

関連情報

 私たち豊橋商工会議所青年部(豊橋YEG)は、平成4年(1992年)10月2日、「豊橋商工会議所100周年」を機に「若い青年経済人の力を集結し、豊橋の経済をもっと活発にする事」を目的に、109名のメンバーで創立しました。以来、私たちは、多くの交流とさまざまな研鑽を積んできました。この活動の中で、代表的な事業が多く生まれました。
三河伝統手筒花火により地域を活性化してきた「炎の祭典」、未来を創造する市内中学生へのキャリア教育「ビジネスパーク」、福島YEGとの強固な信頼関係が形となったNHK連続テレビ小説「エール」の放送実現、そしてかつてこの豊橋の地から全国に伝播していった「ええじゃないか」をコンセプトに創造された市民祭り「ええじゃないか豊橋まつり」等です。
これらの功績は、豊橋YEGの先人たちによる力強い活動がもたらした結果であり、尊敬の念に堪えません。

YEG活動の魅力は「交流」

 長きにわたって続いてきた豊橋YEGの活動は、新型コロナウイルスの影響によって2020年から自粛を余儀なくされ、活動を制限されることとなりました。しかし、この豊橋にはこのような時だからこそ、前を向いていくための素晴らしい言葉があります。「ええじゃないか」です。155年前に、豊橋の地から全国に伝播していった「ええじゃないか」。
豊橋YEGの先人たちは、約20年前に「ええじゃないか」を史実より呼び起こし、この言葉を、何事も前向きに捉える考え方“魂”として、様々な交流を通して伝播してきました。
 私は、YEG活動の魅力は同じ成功体験を共有するための交流にあると考えています。交流から信頼関係が構築され、社業発展や充実したプライベートにつながると信じています。そこで、今年度のスローガンを「ETERNAL TRUST~ええじゃないか魂を未来へ伝播~」としました。これまでに築き上げた信頼関係をより強固にするため、新たな信頼関係を築くため、そしてこれらの関係を永遠に続くものにするための交流を目指します。
 私たちは、豊橋YEG30周年に策定した中期ビジョン「As a Leader~先導者として夢を抱き共に進もう~」を基に、先導者として「交流」「研鑽」「国際」「協働」「創造」の5つの行動指針を組み込んだ事業を構築していきます。単会事業、他単会との交流を積極的に行うとともに、役員会を開かれた場とし、役員会運営や委員会運営での交流も積極的に行っていきます。近年開催できていなかった女性会との交流も再開していきます。さらには、充実した広報活動により、豊橋YEGの魅力を市民をはじめとした多くの方々に発信していきます。

信じて進んだ道が時代になる

 私たちは今を生きています。私は、今とは今までがあっての今であり、今からのための今であるべきだと考えています。私は、先導者として、時代は常に私たちの後ろにあるべきだと考えています。作られた時代を進むのではなく、私たちが求め、求められ、信じて進んだ道が時代になるのだと考えています。私たちはコロナ前を知っています。コロナ禍も経験しました。そして、アフターコロナを迎えようとしている現在、コロナ前に戻ることもできなければ、戻る必要がないことも知っています。私たちは先導者として、この経験を乗り越えた新たな未来を創造していくのです。この街の未来を創るのは私たちです。今年度の東海ブロック大会は、22年ぶりに豊橋の地で開催されます。この豊橋大会と全ての事業を会員の自己研鑽の機会であることはもちろん、多くの経験を通して得られる交流によって会員同士の信頼関係を構築する絶好の機会と捉え、豊橋YEG全員で成功体験を共有したいと考えています。
この経験から生まれた「TRUST(信頼関係)」は、「ETERNAL(永遠)」に続いていき、この先も永遠に続く会員企業の発展に寄与すると信じています。どうか楽しんでYEG活動をしていきましょう。

令和5年度 豊橋商工会議所青年部
第32代会長 惣田 𠮷彦